金勝アルプスに登ってきました。
12月初旬、関西でも奥吉野の山や伊吹山・比良山地など比較的標高の高い山は冠雪が始まっていました。 本格的な雪山装備を持っていない身としてはこの時期、専ら金剛山や高見山なんかの3シーズン靴でも楽しめるレベルの雪山に登ることにしています。
今回も高見山にでも登っていっちょ冬山登山を楽しむかーとも思いましたが、仕事が忙しくがっつり準備するのも億劫・・・。 そこでまだ雪の心配もない低山であって、以前から面白い山と評判を聞いていた金勝(こんぜ)アルプスに登ることにしました。
金勝アルプスは滋賀県栗東市にある山で、以前からお世話になっているSANNYさんのブログ記事を見て興味を持っていました。 展望があまり楽しめなかったり虫が多かったりといったことから最近は低山を避け気味になっていましたが、この山なら低山でも楽しそうと思いますよね!
ちなみにハイキングコースの情報は栗東市のサイトに詳しく載っています。
出発時の天気予報では晴れが出ていたはずが現地到着時に丁度天気が崩れ雨が降ってきました。 車の中で30分程待機していると雨が止んだのでとりあえず登り始めることにしました。
こういう天気は写真がぼんやりした感じになっちゃうので嫌いなんですけどね・・・
ハイキングコースとして整備されているだけあって序盤は緩やかで非常に歩きやすく、まさにハイキングといった感じ。 先ずは落ヶ滝を目指してサクサク歩きます。
すぐに岩が姿を現し始めますが、まだまだ両手を使うまでもなく楽々歩いていけます。
落ヶ滝に到着!本筋のルートから枝分かれしているので完全に寄り道なのですが、意外と見ごたえのある滝で見に来てよかった! しかし写真を撮っていたら後ろから団体さんが来たので早々に立ち去ることにしました。
元のルートに戻りぐるっと回って落ヶ滝の上。これだけ見てもよくわかりませんねw
落ヶ滝付近を過ぎて鶏冠山に向かう途中、岩が剥き出しの道が増えてきました。アスレチックで楽しい! 危ない場所には必ずロープがあるので難易度はそんなに高くないですよ。
鶏冠山に到着!写真通り特に何もない場所です笑
正直鶏冠山に行く必要性もないので寄らなきゃよかったw 何気に落ヶ滝線のルートから鶏冠山山頂までがこの日一番しんどい傾斜になっていたのでいい運動にはなりましたけどね・・・
鶏冠山からまた道を戻り、次は天狗岩に進みます。↑の写真3枚目中央上部が天狗岩。 ここまで来ると稜線はゴツゴツした岩だらけです。
巨大な岩があちこちに。上に登ってみたりして山登りというより遊びに来たような気分になります笑
歩く距離自体は短く、すぐに天狗岩に到着。
岩の迷路みたいなところをくぐって・・・
天狗岩の上に到着!見晴らし最高!
先程登った鶏冠山や少し離れたところに近江富士として有名な三上山が見えますねー。 天気が良ければ武奈ヶ岳なんかも良く見えたと思いますがこの時は残念ながら見えませんでした。
天狗岩上で頻繁にここに登られている方に教えて頂いたのですが、少し前にこの岩から奥の岩にロープを渡して綱渡りしていたらしいですよ。すげー・・・命綱あっても足が竦みますよねこりゃ。 ちなみにその方曰く天気が良かったらここから生駒山も見えるらしいです。すごーい。
景色を堪能したので昼食とって次の竜王山へ進みます。
天狗岩を過ぎても巨大な岩はそこら中にあります。これは耳岩。
こういう山に来ると大自然って本当にすごいと思いますね。人智の及ぶところではないというか。
分岐路。竜王山へ向かってまたここに戻ってきます。
大した登りもなくすぐに竜王山に到着。ここも山頂自体は特に何もありません笑 山頂直下に祠があったので手を合わせて家に帰るまでの安全をお祈りました。
竜王山山頂から比良山地が見えました。冠雪していますね。蓬莱山、武奈ヶ岳あたりが見えているんでしょうかね。 いつかはああいう所に行ってみたいな。
分岐路まで戻って狛坂線へ。途中の国見岩が見晴らしよく景色を堪能できます。 新名神や、写真には撮っていませんが多分生駒山っぽい山が見えていたような。
狛坂線には狛坂磨崖仏、南谷林道で元の駐車場へ戻る途中には逆さ観音がありました。
新名神の下をくぐる辺りからはもはやハイキングコースというかただの道路でしたが、すぐに駐車場に到着しました。これにて金勝アルプス登山は終了です。
話に聞いていた通り、低山ですが変化に富んでいて見た目にも楽しい登山でした! アクセスも悪くないし多分またサクッと登りに行くと思います!
またこの登山で今年は登り納めとなりました。今年はなんといっても燕岳で北アルプスデビューできた素晴らしい年でした。
来年はどこにチャレンジしようかなー。
それでは皆様良いお年を。