やわらかマウンテニアリング

山の写真やたまに日常のこととか書いてます。

近畿地方最高峰、大峰山脈の八経ヶ岳に登ってきました。

9月に大峰山脈山上ヶ岳に登ってきましたが、せっかくなのでと1ヶ月置いて同じ大峰山脈の最高峰、かつ近畿地方最高峰の八経ヶ岳に行くことにしました。 天気もよく、朝は冷え込みますが日中は温かいくらいの絶好の登山日和の中登ってきました。

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八経ヶ岳について

山上ヶ岳と同じく世界遺産紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素、大峰山脈の山になります。日本百名山大峰山八経ヶ岳のことを指すようです。

今回は行者還トンネル西口の弥山登山口から弥山小屋を経由するルート(多分一番ポピュラーなルート?)で八経ヶ岳を目指します。

登山口から弥山小屋まで

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道中なかなか道が険しく大阪から2時間半程かかって行者還トンネル西口に到着。みたらい渓谷から先の国道309号は間違いなく酷道です・・・

無料駐車場は埋まっていたので有料駐車場(日帰り1000円)に車を停め、登山届けを提出し登山開始。

ちなみに今回ブラックダイヤモンドのトレッキングポール「トレイル」を冬山に向けて購入し、トレッキングポールを初めて使ってみました。 正直まだ使いこなせていないのでトレッキングポール自体を必要かそうでないのかもわかっていないですが、今回の山はかなり上り下りが激しかったので膝にかかる負担をかなり和らげることが出来ていることがわかりました。

正直写真撮るときに邪魔になってきて今後はシングルにしようかなと考えていたり。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル BD82328

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) トレイル BD82328

でそんなトレッキングポールを試しながら登り始めました。

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登り始めてすぐの橋。沢の水が綺麗です。

この橋を超えるとすぐに急登が始まります。 1500m付近まで一気に上がり、大峯奥駈道に合流します。

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山上ヶ岳稲村ヶ岳がよく見えます

この急登がなかなかしんどい!慣れないトレッキングポールと格闘していたこともあり序盤からちょっと遅れ気味・・・。
ただその分どんどん景色は良くなっていきます。山上ヶ岳ではまったく展望が望めなかったこともありまだ序盤なのに展望に興奮してました!

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急登が終わると大峯奥駈道に合流。ここから弥山小屋を目指してしばらくなだらかな道を歩きます。

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石休ノ宿跡

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弁天の森

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弁天の森を抜けるとようやく弥山と八経ヶ岳が見えました!まだまだ遠い・・・

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聖宝ノ宿跡

聖宝ノ宿跡まで来たら弥山小屋まで再び急登が待っています。
序盤の急登と同じくらいの急登を登り切ると弥山小屋です。もうひと頑張り!

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岩の影に生えてた植物

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展望は最高
なかなかしんどい登りですが弥山小屋近くまで来ると展望がすごい!どこまでも見渡せます!

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弥山小屋に到着!!ここまででもだいぶ疲れました!

弥山小屋から八経ヶ岳

まずいことに弥山小屋まで時間がかかりすぎてしまっています。 先に昼食を摂るか悩んだのですが、行動食を食べて先に八経ヶ岳を目指すことにします。

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縞枯れ?

弥山小屋から八経ヶ岳までは30分程度で着くのですが、急登のあとの下りでまたすぐに登り返しなのでかなり消耗します。
バテながらも急いで山頂に向かいます。

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ようやく八経ヶ岳山頂に到着!!近畿最高峰だけあって大パノラマです!

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写真を撮るのを忘れたのですが、お馴染みの金剛山大和葛城山もよく見えました。
車で走るとかなり遠くに感じるのに、ここから見るとすぐそこに感じます。

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弥山と奥に大峰山の山々

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また友人に撮ってもらいました

八経ヶ岳山頂は遮るものが何もなく、少々暑すぎるので弥山小屋まで引き返して昼食を摂ることにしました。

下山

弥山小屋で昼食を摂って下山開始。
ゆっくり登りすぎたので時間がやばいです。ゆっくり下山していると日が落ちてしまうのでダッシュで下山!

そのためこれ以降の写真は一枚もありませんw

急いで下山した結果なんとか日が落ちる前に駐車場に辿り着きました。危ない危ない・・・。 できれば弥山山頂にも寄っていきたかったのですが、またの機会に。

次来る時はテント泊の装備を買って、弥山小屋でテント泊してみたいなーと思っております。